公開 2022/12/15 / 最終更新 2022/12/15

海外投資家部門が相場をけん引し、日経平均120円上昇 2022年12月第1週

海外投資家の現物先物合計で3,682億円の買い越し、日経120円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年12月5日~12月9日(12月第1週)、日経平均120円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

12月第1週となる2022年12月5日~12月9日の週は、前週に比べ、日経平均は120円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,682億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:499億円の売り越し、先物:4,182億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 3,682億円買い越し (株式-500億、先物4,182億)
  • 2.投資信託部門 3,496億円買い越し (株式1,613億、先物1,883億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,492億円買い越し (株式1,690億、先物-198億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.金融機関部門 6,785億円売り越し (株式-1,954億、先物-4,833億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 6,428億円売り越し (株式-1,477億、先物-4,952億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,313億円売り越し (株式-1,711億、先物397億)
  • 4.法人部門 1,306億円売り越し (株式1,875億、先物-3,183億)
  • 5.個人投資家部門 671億円売り越し (株式249億、先物-921億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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