公開 2023/01/26 / 最終更新 2023/01/26

日経平均430円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年1月第3週

海外投資家の現物先物合計で4,621億円の買い越し、日経430円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年1月16日~1月20日(1月第3週)、日経平均430円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

1月第3週となる2023年1月16日~1月20日の週は、前週に比べ、日経平均は430円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で4,621億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,048億円の買い越し、先物:3,573億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 4,621億円買い越し (株式1,048億、先物3,573億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,230億円買い越し (株式1,216億、先物14億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,863億円売り越し (株式-1,178億、先物-1,687億)
  • 2.金融機関部門 2,637億円売り越し (株式-1,412億、先物-1,227億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,029億円売り越し (株式-815億、先物-1,215億)
  • 4.法人部門 1,692億円売り越し (株式-206億、先物-1,487億)
  • 5.個人投資家部門 1,291億円売り越し (株式-212億、先物-1,080億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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