公開 2021/12/16 / 最終更新 2021/12/16

日経平均400円上昇、相場を最も動かしたのは投資信託部門 2021年12月第2週

投資信託の現物先物合計で3,127億円の買い越し、日経400円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年12月6日~12月10日(12月第2週)、日経平均400円上昇。相場を動かしたのは投資信託部門

12月第2週となる2021年12月6日~12月10日の週は、前週に比べ、日経平均は400円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,127億円の買い越しをした投資信託部門。

投資信託部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:698億円の買い越し、先物:2,428億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.投資信託部門 3,127億円買い越し (株式698億、先物2,428億)
  • 2.法人部門 2,740億円買い越し (株式4,676億、先物-1,937億)
  • 3.海外投資家部門 2,615億円買い越し (株式-2,516億、先物5,130億)
  • 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 947億円買い越し (株式1,084億、先物-137億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,467億円売り越し (株式-594億、先物-2,875億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,992億円売り越し (株式2,544億、先物-4,537億)
  • 3.金融機関部門 1,641億円売り越し (株式2,588億、先物-4,231億)
  • 4.個人投資家部門 1,485億円売り越し (株式-1,177億、先物-310億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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