日経平均400円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2023年6月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2023年6月26日~6月30日(6月第4週)、日経平均400円上昇。相場を動かしたのは法人部門
6月第4週となる2023年6月26日~6月30日の週は、前週に比べ、日経平均は400円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,301億円の買い越しをした法人部門。
法人部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:233億円の買い越し、先物:1,068億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.法人部門 1,301億円買い越し (株式233億、先物1,068億)
- 2.その他法人等部門 1,176億円買い越し (株式1,173億、先物2億)
- 3.投資信託部門 935億円買い越し (株式793億、先物142億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 579億円買い越し (株式-2,181億、先物2,760億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.海外投資家部門 1,612億円売り越し (株式3,407億、先物-5,021億)
- 2.個人投資家部門 1,482億円売り越し (株式-1,416億、先物-68億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 896億円売り越し (株式-1,366億、先物468億)
- 4.金融機関部門 670億円売り越し (株式-1,506億、先物834億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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