公開 2022/03/31 / 最終更新 2022/03/31

ついに事業法人が売りに転じる。12週ぶりの売り越し。 2022年3月第4週

11週連続、合計7,397億円の買いからの138億円の売りへ事業法人が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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3月第4週、ついに上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門が売りに転じる。12週ぶりの売り越し。

事業法人は、売りに転じる前(2021年12月27日から3月18日)の11週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は7,397億円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に1,960円下落した(下落率-6.82%)。

そして、3月第4週(2022年3月22日~3月25日)に138億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、事業法人は相場を動かすには至っていない。

生保・損保部門は、事業法人とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の1,960円の下落(-6.82%)とともに、 生保・損保は、売り越し3週連続で、合計売り越し金額を482億円としたのち、3月第4週に240億円の買い越しに転じている。

その後、日経平均は、上昇に転じており、生保・損保の買い転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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