ついに信託銀行が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2021年5月第4週
著者 charttrader編集部 |
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5月第4週、ついにGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。
信託銀行は、売りに転じる前(2021年4月26日から5月21日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は4,355億円となっていた。
大きな買い越しだったが、日経平均は反対に490円下落した(下落率-1.72%)。
そして、5月第4週(2021年5月24日~5月28日)に209億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。
しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、信託銀行は相場を動かすには至っていない。
海外投資家部門は、信託銀行とは逆に、買いへ転じる。
日経平均の490円の下落(-1.72%)とともに、 海外投資家は、売り越し2週連続で、合計売り越し金額を1.5兆円としたのち、5月第4週に5,615億円の買い越しに転じている。
その後、日経平均は、上昇に転じており、海外投資家の買い転換が相場の転換点となったと言える。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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