ついに海外投資家が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。 2021年9月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
9月第4週、ついに海外投資家部門が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。相場下落の転換点となる。
海外投資家は、売りに転じる前(2021年8月16日から9月17日)の4週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は2.3兆円となっていた。
この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は3,480円上昇した(上昇率12.91%)。
そして、9月第4週(2021年9月21日~9月24日)に2,899億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。
その後、日経平均は下落しており、海外投資家の売り転換が相場の転換となったと言える。
個人投資家部門は、海外投資家とは逆に、買いへ転じる。
個人投資家は、売り越し4週連続で、合計売り越し金額を1.6兆円としたのち、9月第4週に492億円の買い越しに転じている。
現時点で、相場に影響を与えているのは、個人投資家部門ではなく、海外投資家部門の方である。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。