上昇率×出来高で最も「腰の入った大きな上昇銘柄」が分かる上昇規模チャート
著者 charttrader編集部 |
3月15日の業種別上昇規模ランキングチャート
上昇規模という指標はチャートトレーダー独自の指標で、上昇率×売買代金によって求めます。
これによる出来高を伴わない上昇ではなく、いわゆるしっかりと腰の入った上昇銘柄をすぐに見つけることができます。
よくある上昇率ランキングでは、無名銘柄の上昇などノイズが入っていて使えないという声を聴きますが、株式数値情報は1次情報だけではなく2次情報まで踏み込むと見えてくる銘柄がありますね。
逆に、大きく売られてた銘柄も分かり、底を打った判断をしやすいでしょう。
業種別上昇規模ランキングチャートとは?
業界別に上昇率をプロットしたバブルチャート。業界内のもっと上昇した銘柄と下落した銘柄が分かるのでサヤ取りのペアを見つけることに利用できる。
サヤ取りすることを前提に、貸借銘柄のみを対象としている。つまり、このチャートに表示される銘柄は、売り禁など特殊な場合を除き、空売りをすることができる銘柄である。
同じ業種の銘柄が縦に一直線に並んで表示されている(同色で表示)。
縦軸は前日からの上昇/下落率を示しているので、上にプロットされて入れば大きく上昇した銘柄であり、下にプロットされている銘柄は下げた銘柄となる。
プロットされた円の大きさは「上昇率×売買代金」を表しています。
同じ上昇率の銘柄でも売買代金が大きい方がより注目された銘柄であり腰の据わった上昇と言ってもよいでしょう。
また、出来高ランキング上位の人気銘柄など売買代金が大きい銘柄であっても、上昇率が低ければ、「上昇率×売買代金」は小さくなります。
サヤ取りのペアを選ぶ際の指標として活用できます。
詳細設定で、任意の業種(36種類)を指定することができます。
また、市場も東証PRM、東証GRT、東証STDを指定することができます。
・上昇率比較期間(n日前)[1~25] : 数字入力
・業種 : 数字入力
・市場 : 数字入力
・最小サイズ[1~19] : 数字入力
・最大サイズ[20~100] : 数字入力
表示や集計などの期間といった各種設定を変更することで、独自の分析チャートを表示することができます。
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この記事の著者
charttrader編集部 |
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