2024年年初の急騰はなぜ?海外投資家と個人投資家の動向から答えが分かる!
著者 charttrader編集部 |
2024年の年初高騰は、新NISAではなかった。海外投資家の買いが上昇の原因!
1月18日に発表された部門別投資家動向を見て驚きました。2024年1月より新NISAと騒がれていて個人投資家の資金が一気に流入したための、日経平均&日本株式市場の大幅上昇と思っていました。
しかしふたを開けてみたら、しっかりと「外国人投資家」である海外投資家が買い増しをしており、逆に個人投資家は、売り越しています。
多くの個人投資家は、「新NISAととか盛り上がってるけど、そんな簡単に人は、1月から株を買わないよ」と持っていたのではないでしょうか。そしたら、1月になったとたん、日経平均は2000円近く急騰して、「しっかり政府の施策に多くの人が動いたんだ!個人の力はすごい!」と思ったのではないでしょうか。
しかし実際の市場の動きのなぜ?を数字で見てみると、一つの事実としての側面が分かります。
今回で言えば、海外投資家の買いと個人投資家の売り。真逆を行くという、今までの流れ通りとなったわけです。
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海外投資家動向(東証PRM+先物)チャートとは?
日本株式市場の50%以上の取引を占める「海外投資家」や「個人投資家」などの週間の株式と先物合算の買い越し金額もしくは売り越し金額を示すチャート。
海外投資家が連続して買い越すとき、日経平均が上昇する傾向があり、逆に海外投資家が売りに回ると相場が下落すると言われている。
集計対象は東証PRMと日経平均先物、トピックス先物、JPX先物(ミニ含む)。
相場を動かす海外投資家が買いを積み上げてきているのか、それとも売り続けているのかを知ることで、この先相場の展望をどのように彼らが考えているかをイメージすることができる。
また、海外投資家と同時に個人投資家の情報を重ねてみることで個人投資家の基本スタンスを知ることができる。
個人投資家は上昇相場では売り、下落相場では買いというように逆張りスタンスを取りやすい。対して、海外投資家は順張りスタイルと言われている。
投資部門はチャートの詳細設定で、変更することができる。
表示できるのは、海外投資家、個人投資家、法人、自己計、委託計、総計、証券会社、投資信託、事業法人、その他法人等、金融機関、生保・損保、都銀・地銀等、信託銀行、その他金融機関。
自己計は、日銀によるETF買い入れを映していると言われており、信託銀行はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など年金基金の売買動向を映していると言われている。
※基本的に前週の集計値が木曜日夕方に更新される。
※単位は株数ではなく、売買代金なので億円もしくは兆円。
※対象は東証PRM総売買代金。
・銘柄コード[4桁] : 数字入力
・表示期間(営業日ベース)[20~1000] : 数字入力
・表示シフト : 選択(通常表示,情報発表日に合わせたシフト表示)
・投資部門1表示有無 : 選択(表示しない,表示する)
・投資部門1 : 選択(海外投資家,個人投資家,法人,自己計,委託計,総計,証券会社,投資信託,事業法人,その他法人等,金融機関,生保・損保,都銀・地銀等,信託銀行,その他金融機関)
・投資部門2表示有無 : 選択(表示しない,表示する)
・投資部門2 : 選択(海外投資家,個人投資家,法人,自己計,委託計,総計,証券会社,投資信託,事業法人,その他法人等,金融機関,生保・損保,都銀・地銀等,信託銀行,その他金融機関)
・投資部門1の棒グラフ色 : 色指定可(#ffffff)
・投資部門1の線グラフ色 : 色指定可(#ffffff)
・投資部門2の棒グラフ色 : 色指定可(#ffffff)
・投資部門2の線グラフ色 : 色指定可(#ffffff)
・表示最新日 : 日付指定(年月日)
比較したい銘柄コード、表示や集計などの期間といった各種設定を変更することで、独自の分析チャートを表示することができます。グラフの色を自由に変更することで、視覚的なグラフチャートにすることもできます。
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この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。