日経平均810円上昇、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2024年2月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2024年2月26日~3月1日(2月第4週)、日経平均810円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
2月第4週となる2024年2月26日~3月1日の週は、前週に比べ、日経平均は810円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,928億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、先物よりも株式での買いが多く、株式相場を下落させないという強い上昇圧力となった可能性あり。現物:2,714億円の買い越し、先物:213億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,928億円買い越し (株式2,714億、先物213億)
- 2.海外投資家部門 740億円買い越し (株式3,888億、先物-3,149億)
- 3.投資信託部門 690億円買い越し (株式-1,600億、先物2,290億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.法人部門 3,825億円売り越し (株式-5,550億、先物1,723億)
- 2.金融機関部門 3,739億円売り越し (株式-3,125億、先物-615億)
- 3.都銀・地銀等部門 2,621億円売り越し (株式-532億、先物-2,091億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,068億円売り越し (株式-2,544億、先物1,475億)
- 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 889億円売り越し (株式-929億、先物39億)
- 6.個人投資家部門 554億円売り越し (株式-1,021億、先物466億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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