個人投資家部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年10月第4週
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著者 charttrader編集部 |

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2025年10月20日~10月24日(10月第4週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは個人投資家部門
10月第4週となる2025年10月20日~10月24日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,361億円の売り越しをした個人投資家部門。
個人投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:5,307億円の売り越し、先物:54億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.個人投資家部門 5,361億円売り越し (株式-5,308億、先物-55億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,023億円売り越し (株式-728億、先物-297億)
- 3.投資信託部門 667億円売り越し (株式-1,137億、先物468億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 644億円売り越し (株式704億、先物-1,350億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.海外投資家部門 6,406億円買い越し (株式6,501億、先物-96億)
- 2.都銀・地銀等部門 902億円買い越し (株式-84億、先物986億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 674億円買い越し (株式654億、先物19億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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