海外投資家部門が相場をけん引し、日経平均110円上昇 2021年9月第3週
著者 charttrader編集部 |
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2021年9月13日~9月17日(9月第3週)、日経平均110円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
9月第3週となる2021年9月13日~9月17日の週は、前週に比べ、日経平均は110円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,396億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:481億円の売り越し、先物:2,878億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 2,396億円買い越し (株式-482億、先物2,878億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,694億円買い越し (株式-3,765億、先物5,459億)
- 3.金融機関部門 686億円買い越し (株式-4,416億、先物5,101億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 1,257億円売り越し (株式-685億、先物-574億)
- 2.投資信託部門 1,192億円売り越し (株式-2,135億、先物942億)
- 3.法人部門 634億円売り越し (株式-6,548億、先物5,912億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 554億円売り越し (株式7,703億、先物-8,258億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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