公開 2022/03/10 / 最終更新 2022/03/10

日経平均490円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2022年3月第1週

海外投資家の現物先物合計で3,516億円の売り越し、日経490円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年2月28日~3月4日(3月第1週)、日経平均490円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

3月第1週となる2022年2月28日~3月4日の週は、前週に比べ、日経平均は490円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,516億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:2,412億円の売り越し、先物:1,104億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 3,516億円売り越し (株式-2,413億、先物-1,105億)
  • 2.法人部門 2,176億円売り越し (株式-1,856億、先物-321億)
  • 3.金融機関部門 1,819億円売り越し (株式-1,809億、先物-11億)
  • 4.投資信託部門 1,420億円売り越し (株式-1,085億、先物-336億)
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,203億円売り越し (株式-1,447億、先物242億)
  • 6.都銀・地銀等部門 636億円売り越し (株式-357億、先物-281億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 4,168億円買い越し (株式2,682億、先物1,485億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,200億円買い越し (株式1,597億、先物-398億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 931億円買い越し (株式908億、先物22億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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