ついに投資信託が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。　2024年3月第4週

著者 charttrader編集部

3月第4週、ついに投資信託部門が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。

投資信託は、買いに転じる前（2024年2月26日から3月22日）の3週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は4,561億円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に970円上昇した（上昇率2.45%)。

そして、3月第4週（2024年3月25日～3月29日）に2,112億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、投資信託は相場を動かすには至っていない。

都銀・地銀等部門は、投資信託とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の970円の上昇（2.45%)とともに、 都銀・地銀等は、買い越し2週連続で、合計買い越し金額を2,756億円としたのち、3月第4週に435億円の売り越しに転じている。

その後、日経平均は、下落に転じており、都銀・地銀等の売り転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証一部株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

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