10週買い越しの自己計 VS 9週売り越しの金融機関[2024年3月4日~3月8日(3月第1週)]
著者 charttrader編集部 |
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自己計の10週連続買い越しの2.6兆円と、金融機関の9週連続売り越しの3.6兆円のせめぎ合い
2023年12月25日から3月8日の期間で、日経平均は6,220円の上昇(18.60%)。自己計をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
3月第1週は、金融機関の売り越し額の方が大きく、売り勢力の巻き返しも今後あり得る(3月第1週、日経は下落している)。 また、10週連続で買い越しの玉切れとなり、売り勢力有利に反転する可能性もある。
<買い勢力>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 10週連続 計+2.6兆円(+4,312億円)
- 2.海外投資家部門 5週連続 計+1.2兆円(+2,132億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 9週連続 計-3.6兆円(-7,033億円)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 9週連続 計-2.6兆円(-5,386億円)
- 3.都銀・地銀等部門 5週連続 計-6,199億円(-1,044億円)
- 4.生保・損保部門 5週連続 計-1,003億円(-416億円)
- 5.法人部門 3週連続 計-1.3兆円(-9,300億円)
※()カッコ内数字は2024年3月4日~3月8日(3月第1週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
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