公開 2024/03/22 / 最終更新 2024/03/22

11週買い越しの自己計 VS 10週売り越しの金融機関[2024年3月11日~3月15日(3月第2週)]

日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門2.7兆の買いと金融機関部門3.8兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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自己計の11週連続買い越しの2.7兆円と、金融機関の10週連続売り越しの3.8兆円のせめぎ合い

2023年12月25日から3月15日の期間で、日経平均は5,240円の上昇(15.67%)。自己計をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

3月第2週は、金融機関の売り越し額の方が大きく、売り勢力の巻き返しも今後あり得る(3月第2週、日経は下落している)。 また、11週連続で買い越しの玉切れとなり、売り勢力有利に反転する可能性もある。

<買い勢力>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 11週連続 計+2.7兆円(+750億円)
  • 2.その他法人等部門 3週連続 計+656億円(+425億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 10週連続 計-3.8兆円(-2,034億円)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 10週連続 計-3.0兆円(-3,872億円)
  • 3.生保・損保部門 6週連続 計-1,101億円(-98億円)
  • 4.法人部門 4週連続 計-1.5兆円(-1,314億円)

※()カッコ内数字は2024年3月11日~3月15日(3月第2週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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