公開 2020/06/11 / 最終更新 2020/06/18

2020年6月第1週、相場を最も動かしたのは海外投資家部門

海外投資家の現物先物合計で7,880億円の買い越し、日経980円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2020年6月1日~6月5日(6月第1週)、日経平均980円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

6月第1週となる2020年6月1日~6月5日の週は、前週に比べ、日経平均は980円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で7,880億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:2,633億円の買い越し、先物:5,246億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 7,880億円買い越し
  • 2.都銀・地銀等部門 609億円買い越し

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.法人部門 3,691億円売り越し
  • 2.投資信託部門 3,188億円売り越し
  • 3.個人投資家部門 2,456億円売り越し
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,552億円売り越し
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 682億円売り越し

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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