公開 2022/06/02 / 最終更新 2022/06/02

相場を動かしたのは海外投資家部門。日経平均40円上昇。 2022年5月第4週

海外投資家の現物先物合計で2,753億円の買い越し、日経40円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年5月23日~5月27日(5月第4週)、日経平均40円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

5月第4週となる2022年5月23日~5月27日の週は、前週に比べ、日経平均は40円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,753億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:157億円の売り越し、先物:2,911億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 2,753億円買い越し (株式-158億、先物2,911億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,724億円買い越し (株式1,729億、先物-6億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.金融機関部門 1,548億円売り越し (株式-952億、先物-598億)
  • 2.個人投資家部門 1,460億円売り越し (株式-1,687億、先物225億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 994億円売り越し (株式1,178億、先物-2,173億)
  • 4.生保・損保部門 691億円売り越し (株式-499億、先物-194億)
  • 5.投資信託部門 596億円売り越し (株式-34億、先物-563億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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