公開 2023/11/16 / 最終更新 2023/11/16

日経平均610円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年11月第2週

海外投資家の現物先物合計で11,131億円の買い越し、日経610円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年11月6日~11月10日(11月第2週)、日経平均610円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

11月第2週となる2023年11月6日~11月10日の週は、前週に比べ、日経平均は610円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で11,131億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:693億円の買い越し、先物:10,438億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 11,131億円買い越し (株式693億、先物10,438億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 791億円買い越し (株式956億、先物-166億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.法人部門 4,925億円売り越し (株式-732億、先物-4,194億)
  • 2.個人投資家部門 3,660億円売り越し (株式-2,351億、先物-1,310億)
  • 3.投資信託部門 3,280億円売り越し (株式-450億、先物-2,832億)
  • 4.金融機関部門 2,534億円売り越し (株式-1,335億、先物-1,201億)
  • 5.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,285億円売り越し (株式2,633億、先物-4,919億)
  • 6.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,803億円売り越し (株式-558億、先物-1,246億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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