公開 2023/04/13 / 最終更新 2023/04/13

日経平均520円下落、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2023年4月第1週

金融機関の現物先物合計で5,535億円の売り越し、日経520円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年4月3日~4月7日(4月第1週)、日経平均520円下落。相場を動かしたのは金融機関部門

4月第1週となる2023年4月3日~4月7日の週は、前週に比べ、日経平均は520円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,535億円の売り越しをした金融機関部門。

金融機関部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:4,683億円の売り越し、先物:851億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.金融機関部門 5,535億円売り越し (株式-4,684億、先物-852億)
  • 2.法人部門 5,108億円売り越し (株式-3,922億、先物-1,187億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 4,592億円売り越し (株式-4,016億、先物-578億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,471億円売り越し (株式-4,906億、先物2,433億)
  • 5.投資信託部門 537億円売り越し (株式-69億、先物-469億)
  • 6.生保・損保部門 508億円売り越し (株式-405億、先物-104億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 3,807億円買い越し (株式1,529億、先物2,278億)
  • 2.海外投資家部門 3,373億円買い越し (株式7,244億、先物-3,871億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 603億円買い越し (株式490億、先物113億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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