ついに委託計が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。 2023年5月第1週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
5月第1週、ついに委託計部門が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。
委託計は、売りに転じる前(2023年3月13日から4月28日)の6週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は8,330億円となっていた。
この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は1,520円上昇した(上昇率5.57%)。
そして、5月第1週(2023年5月1日~5月2日)に120億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。
しかし、その後日経平均は上昇しており、委託計の売り転換は相場への影響は限定的だったと言える。
日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門は、委託計とは逆に、買いへ転じる。
自己計は、売り越し5週連続で、合計売り越し金額を8,215億円としたのち、5月第1週に54億円の買い越しに転じている。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。