日経平均210円上昇、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2023年3月第2週
著者 charttrader編集部 |
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2023年3月6日~3月10日(3月第2週)、日経平均210円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
3月第2週となる2023年3月6日~3月10日の週は、前週に比べ、日経平均は210円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,516億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。先物が割高との判断か。反落、下落の兆し。上昇圧力は小。現物:14,395億円の買い越し、先物:7,878億円の売り越し
<上昇を後押した部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 6,516億円買い越し (株式14,395億、先物-7,879億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 971億円買い越し (株式858億、先物112億)
- 3.海外投資家部門 561億円買い越し (株式-11,165億、先物11,725億)
- 4.都銀・地銀等部門 555億円買い越し (株式-357億、先物912億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.法人部門 5,780億円売り越し (株式-1,118億、先物-4,664億)
- 2.投資信託部門 5,064億円売り越し (株式43億、先物-5,108億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,034億円売り越し (株式-1,466億、先物-570億)
- 4.金融機関部門 1,650億円売り越し (株式-1,917億、先物265億)
- 5.個人投資家部門 854億円売り越し (株式-2,091億、先物1,236億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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