都銀・地銀等部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年10月第3週
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著者 charttrader編集部 |

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2025年10月14日~10月17日(10月第3週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは都銀・地銀等部門
10月第3週となる2025年10月14日~10月17日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,298億円の売り越しをした都銀・地銀等部門。
都銀・地銀等部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:722億円の売り越し、先物:1,576億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.都銀・地銀等部門 2,298億円売り越し (株式-723億、先物-1,577億)
- 2.海外投資家部門 2,276億円売り越し (株式1,832億、先物-4,110億)
- 3.投資信託部門 1,288億円売り越し (株式-1,482億、先物192億)
- 4.金融機関部門 892億円売り越し (株式-1,252億、先物358億)
- 5.法人部門 806億円売り越し (株式-1,437億、先物630億)
- 6.生保・損保部門 759億円売り越し (株式-419億、先物-341億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 3,189億円買い越し (株式3,157億、先物31億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,162億円買い越し (株式-108億、先物2,270億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,350億円買い越し (株式1,270億、先物80億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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