日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門が売りを仕掛け、日経平均190円下落 2025年4月第2週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年4月7日~4月11日(4月第2週)、日経平均190円下落。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
4月第2週となる2025年4月7日~4月11日の週は、前週に比べ、日経平均は190円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,491億円の売り越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:6,761億円の売り越し、先物:3,270億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,491億円売り越し (株式-6,762億、先物3,270億)
- 2.海外投資家部門 2,196億円売り越し (株式1,326億、先物-3,524億)
- 3.個人投資家部門 1,221億円売り越し (株式-823億、先物-399億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 6,789億円買い越し (株式5,828億、先物961億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,890億円買い越し (株式1,741億、先物2,148億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 3,604億円買い越し (株式3,583億、先物20億)
- 4.金融機関部門 3,115億円買い越し (株式1,502億、先物1,613億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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