公開 2021/10/28 / 最終更新 2021/10/28

日経平均260円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2021年10月第3週

法人の現物先物合計で1,318億円の売り越し、日経260円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年10月18日~10月22日(10月第3週)、日経平均260円下落。相場を動かしたのは法人部門

10月第3週となる2021年10月18日~10月22日の週は、前週に比べ、日経平均は260円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,318億円の売り越しをした法人部門。

法人部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:851億円の買い越し、先物:2,170億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.法人部門 1,318億円売り越し (株式851億、先物-2,171億)
  • 2.都銀・地銀等部門 1,140億円売り越し (株式-102億、先物-1,039億)
  • 3.投資信託部門 891億円売り越し (株式371億、先物-1,263億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 774億円売り越し (株式-325億、先物-450億)
  • 5.金融機関部門 764億円売り越し (株式169億、先物-934億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.海外投資家部門 1,458億円買い越し (株式-1,095億、先物2,553億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 721億円買い越し (株式538億、先物182億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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