日経平均260円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2021年10月第3週
著者 charttrader編集部 |
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2021年10月18日~10月22日(10月第3週)、日経平均260円下落。相場を動かしたのは法人部門
10月第3週となる2021年10月18日~10月22日の週は、前週に比べ、日経平均は260円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,318億円の売り越しをした法人部門。
法人部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:851億円の買い越し、先物:2,170億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.法人部門 1,318億円売り越し (株式851億、先物-2,171億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,140億円売り越し (株式-102億、先物-1,039億)
- 3.投資信託部門 891億円売り越し (株式371億、先物-1,263億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 774億円売り越し (株式-325億、先物-450億)
- 5.金融機関部門 764億円売り越し (株式169億、先物-934億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.海外投資家部門 1,458億円買い越し (株式-1,095億、先物2,553億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 721億円買い越し (株式538億、先物182億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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