相場を動かしたのは海外投資家部門。日経平均60円上昇。 2022年6月第2週
著者 charttrader編集部 |
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2022年6月6日~6月10日(6月第2週)、日経平均60円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
6月第2週となる2022年6月6日~6月10日の週は、前週に比べ、日経平均は60円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,360億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,811億円の買い越し、先物:4,549億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 6,360億円買い越し (株式1,811億、先物4,549億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,228億円買い越し (株式1,207億、先物21億)
- 3.都銀・地銀等部門 705億円買い越し (株式-158億、先物863億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 4,270億円売り越し (株式-2,406億、先物-1,865億)
- 2.法人部門 1,893億円売り越し (株式734億、先物-2,628億)
- 3.投資信託部門 1,806億円売り越し (株式204億、先物-2,011億)
- 4.その他法人等部門 948億円売り越し (株式52億、先物-1,002億)
- 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 879億円売り越し (株式-111億、先物-770億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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