日経平均740円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年6月第1週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2023年6月5日~6月9日(6月第1週)、日経平均740円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
6月第1週となる2023年6月5日~6月9日の週は、前週に比べ、日経平均は740円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で14,014億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:9,863億円の買い越し、先物:4,150億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 14,014億円買い越し (株式9,863億、先物4,150億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 748億円買い越し (株式623億、先物125億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.法人部門 5,517億円売り越し (株式-1,081億、先物-4,437億)
- 2.個人投資家部門 4,513億円売り越し (株式-4,859億、先物345億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,432億円売り越し (株式-3,522億、先物88億)
- 4.金融機関部門 3,212億円売り越し (株式-992億、先物-2,222億)
- 5.投資信託部門 3,126億円売り越し (株式-774億、先物-2,354億)
- 6.都銀・地銀等部門 1,656億円売り越し (株式-107億、先物-1,551億)
- 7.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,233億円売り越し (株式-543億、先物-692億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。