公開 2023/06/15 / 最終更新 2023/06/15

日経平均740円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年6月第1週

海外投資家の現物先物合計で14,014億円の買い越し、日経740円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年6月5日~6月9日(6月第1週)、日経平均740円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

6月第1週となる2023年6月5日~6月9日の週は、前週に比べ、日経平均は740円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で14,014億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:9,863億円の買い越し、先物:4,150億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 14,014億円買い越し (株式9,863億、先物4,150億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 748億円買い越し (株式623億、先物125億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.法人部門 5,517億円売り越し (株式-1,081億、先物-4,437億)
  • 2.個人投資家部門 4,513億円売り越し (株式-4,859億、先物345億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,432億円売り越し (株式-3,522億、先物88億)
  • 4.金融機関部門 3,212億円売り越し (株式-992億、先物-2,222億)
  • 5.投資信託部門 3,126億円売り越し (株式-774億、先物-2,354億)
  • 6.都銀・地銀等部門 1,656億円売り越し (株式-107億、先物-1,551億)
  • 7.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,233億円売り越し (株式-543億、先物-692億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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