日経平均860円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年10月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2023年10月2日~10月6日(10月第1週)、日経平均860円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
10月第1週となる2023年10月2日~10月6日の週は、前週に比べ、日経平均は860円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で8,844億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:5,414億円の買い越し、先物:14,259億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 8,844億円売り越し (株式5,414億、先物-14,260億)
- 2.金融機関部門 1,849億円売り越し (株式-912億、先物-939億)
- 3.都銀・地銀等部門 1,660億円売り越し (株式-377億、先物-1,285億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 535億円売り越し (株式-576億、先物39億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 4,690億円買い越し (株式3,854億、先物835億)
- 2.法人部門 3,666億円買い越し (株式1,575億、先物2,090億)
- 3.その他法人等部門 2,026億円買い越し (株式120億、先物1,906億)
- 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,783億円買い越し (株式1,669億、先物113億)
- 5.投資信託部門 1,705億円買い越し (株式696億、先物1,009億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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