海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年11月第1週
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著者 charttrader編集部 |

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2025年11月4日~11月7日(11月第1週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
11月第1週となる2025年11月4日~11月7日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,533億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:3,213億円の売り越し、先物:2,319億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 5,533億円売り越し (株式-3,214億、先物-2,320億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,588億円売り越し (株式-7,458億、先物3,868億)
- 3.都銀・地銀等部門 1,404億円売り越し (株式-196億、先物-1,209億)
- 4.金融機関部門 1,290億円売り越し (株式123億、先物-1,414億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 5,900億円買い越し (株式5,194億、先物705億)
- 2.法人部門 2,860億円買い越し (株式4,917億、先物-2,057億)
- 3.投資信託部門 2,185億円買い越し (株式2,638億、先物-453億)
- 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,888億円買い越し (株式2,033億、先物-146億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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