公開 2020/10/01 / 最終更新 2020/10/01

ついに金融機関が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2020年9月第4週

3週連続、合計3,006億円の買いからの98億円の売りへ金融機関が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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9月第4週、ついに金融機関部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。相場下落の転換点となる。

金融機関は、売りに転じる前(2020年8月24日から9月18日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は3,006億円となっていた。

この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は470円上昇した(上昇率2.09%)。

そして、9月第4週(2020年9月23日~9月25日)に98億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

その後、日経平均は下落しており、金融機関の売り転換が相場の転換となったと言える。

個人投資家部門は、金融機関とは逆に、買いへ転じる。

個人投資家は、売り越し2週連続で、合計売り越し金額を1,161億円としたのち、9月第4週に2,005億円の買い越しに転じている。

現時点で、相場に影響を与えているのは、個人投資家部門ではなく、金融機関部門の方である。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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