ついに金融機関が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2020年9月第4週
著者 charttrader編集部 |
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9月第4週、ついに金融機関部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。相場下落の転換点となる。
金融機関は、売りに転じる前(2020年8月24日から9月18日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は3,006億円となっていた。
この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は470円上昇した(上昇率2.09%)。
そして、9月第4週(2020年9月23日~9月25日)に98億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。
その後、日経平均は下落しており、金融機関の売り転換が相場の転換となったと言える。
個人投資家部門は、金融機関とは逆に、買いへ転じる。
個人投資家は、売り越し2週連続で、合計売り越し金額を1,161億円としたのち、9月第4週に2,005億円の買い越しに転じている。
現時点で、相場に影響を与えているのは、個人投資家部門ではなく、金融機関部門の方である。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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