公開 2021/02/04 / 最終更新 2021/02/04

日経平均960円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2021年1月第4週

法人の現物先物合計で3,451億円の売り越し、日経960円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年1月25日~1月29日(1月第4週)、日経平均960円下落。相場を動かしたのは法人部門

1月第4週となる2021年1月25日~1月29日の週は、前週に比べ、日経平均は960円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,451億円の売り越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:2,411億円の売り越し、先物:1,040億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.法人部門 3,451億円売り越し (株式-2,412億、先物-1,041億)
  • 2.金融機関部門 2,939億円売り越し (株式-1,321億、先物-1,620億)
  • 3.海外投資家部門 2,627億円売り越し (株式-323億、先物-2,305億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,718億円売り越し (株式-1,032億、先物-688億)
  • 5.投資信託部門 1,497億円売り越し (株式-1,086億、先物-413億)
  • 6.都銀・地銀等部門 992億円売り越し (株式-9億、先物-985億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 4,822億円買い越し (株式3,847億、先物974億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,310億円買い越し (株式-904億、先物2,214億)
  • 3.その他法人等部門 1,156億円買い越し (株式227億、先物929億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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