公開 2023/12/21 / 最終更新 2023/12/21

日経平均660円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2023年12月第2週

法人の現物先物合計で4,384億円の買い越し、日経660円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年12月11日~12月15日(12月第2週)、日経平均660円上昇。相場を動かしたのは法人部門

12月第2週となる2023年12月11日~12月15日の週は、前週に比べ、日経平均は660円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で4,384億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,200億円の買い越し、先物:1,184億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 4,384億円買い越し (株式3,200億、先物1,184億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,747億円買い越し (株式2,865億、先物-119億)
  • 3.海外投資家部門 1,375億円買い越し (株式2,528億、先物-1,154億)
  • 4.投資信託部門 1,138億円買い越し (株式137億、先物1,001億)
  • 5.都銀・地銀等部門 556億円買い越し (株式-288億、先物843億)
  • 6.その他法人等部門 530億円買い越し (株式532億、先物-2億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 4,660億円売り越し (株式-3,287億、先物-1,374億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 845億円売り越し (株式-2,287億、先物1,440億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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