公開 2025/08/07 / 最終更新 2025/08/07

18週買い越しの事業法人 VS 16週売り越しの金融機関[2025年7月28日~8月1日(7月第5週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門4.5兆の買いと金融機関部門5.6兆の売りのせめぎ合い
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

事業法人の18週連続買い越しの4.5兆円と、金融機関の16週連続売り越しの5.6兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から8月1日の期間で、日経平均は3,670円の上昇(9.91%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

7月第5週は、金融機関の売り越し額の方が大きく、売り勢力の巻き返しも今後あり得る(7月第5週、日経は下落している)。 また、18週連続で買い越しの玉切れとなり、売り勢力有利に反転する可能性もある。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 18週連続 計+4.5兆円(+2,893億円)
  • 2.その他法人等部門 11週連続 計+2,578億円(+25億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 16週連続 計-5.6兆円(-4,075億円)
  • 2.法人部門 5週連続 計-1.8兆円(-1,050億円)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5週連続 計-1.6兆円(-1,097億円)
  • 4.生保・損保部門 3週連続 計-3,561億円(-2,984億円)

※()カッコ内数字は2025年7月28日~8月1日(7月第5週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


ユーザー成績などの記事
あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。