18週買い越しの事業法人 VS 16週売り越しの金融機関[2025年7月28日~8月1日(7月第5週)]
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著者 charttrader編集部 |
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事業法人の18週連続買い越しの4.5兆円と、金融機関の16週連続売り越しの5.6兆円のせめぎ合い
2025年3月24日から8月1日の期間で、日経平均は3,670円の上昇(9.91%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
7月第5週は、金融機関の売り越し額の方が大きく、売り勢力の巻き返しも今後あり得る(7月第5週、日経は下落している)。 また、18週連続で買い越しの玉切れとなり、売り勢力有利に反転する可能性もある。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 18週連続 計+4.5兆円(+2,893億円)
- 2.その他法人等部門 11週連続 計+2,578億円(+25億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 16週連続 計-5.6兆円(-4,075億円)
- 2.法人部門 5週連続 計-1.8兆円(-1,050億円)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5週連続 計-1.6兆円(-1,097億円)
- 4.生保・損保部門 3週連続 計-3,561億円(-2,984億円)
※()カッコ内数字は2025年7月28日~8月1日(7月第5週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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