公開 2025/07/10 / 最終更新 2025/07/10

14週買い越しの事業法人 VS 12週売り越しの金融機関[2025年6月30日~7月4日(7月第1週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門3.6兆の買いと金融機関部門3.8兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

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事業法人の14週連続買い越しの3.6兆円と、金融機関の12週連続売り越しの3.8兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から7月4日の期間で、日経平均は2,690円の上昇(7.25%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

7月第1週は、金融機関の売り越し額の方が大きく、売り勢力の巻き返しも今後あり得る(7月第1週、日経は下落している)。 また、14週連続で買い越しの玉切れとなり、売り勢力有利に反転する可能性もある。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 14週連続 計+3.6兆円(+2,407億円)
  • 2.海外投資家部門 12週連続 計+4.9兆円(+2,779億円)
  • 3.その他法人等部門 7週連続 計+1,617億円(+87億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 12週連続 計-3.8兆円(-3,629億円)
  • 2.生保・損保部門 5週連続 計-2,251億円(-602億円)
  • 3.個人投資家部門 4週連続 計-1.1兆円(-432億円)
  • 4.都銀・地銀等部門 4週連続 計-2,181億円(-1,597億円)

※()カッコ内数字は2025年6月30日~7月4日(7月第1週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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