公開 2023/03/02 / 最終更新 2023/03/02

相場を動かしたのは金融機関部門。日経平均60円下落。 2023年2月第4週

金融機関の現物先物合計で2,517億円の売り越し、日経60円下落
著者
charttrader編集部

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2023年2月20日~2月24日(2月第4週)、日経平均60円下落。相場を動かしたのは金融機関部門

2月第4週となる2023年2月20日~2月24日の週は、前週に比べ、日経平均は60円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,517億円の売り越しをした金融機関部門。

金融機関部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,527億円の売り越し、先物:990億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.金融機関部門 2,517億円売り越し (株式-1,528億、先物-990億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,016億円売り越し (株式-1,302億、先物-716億)
  • 3.法人部門 856億円売り越し (株式-146億、先物-712億)
  • 4.都銀・地銀等部門 502億円売り越し (株式-138億、先物-366億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 857億円買い越し (株式885億、先物-29億)
  • 2.投資信託部門 750億円買い越し (株式423億、先物327億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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