日経平均670円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年5月第2週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年5月7日~5月9日(5月第2週)、日経平均670円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
5月第2週となる2025年5月7日~5月9日の週は、前週に比べ、日経平均は670円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で5,905億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,639億円の買い越し、先物:2,265億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 5,905億円買い越し (株式3,639億、先物2,265億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,520億円買い越し (株式1,549億、先物-29億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,237億円買い越し (株式2,289億、先物-1,052億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.金融機関部門 4,458億円売り越し (株式-3,798億、先物-661億)
- 2.個人投資家部門 4,227億円売り越し (株式-3,715億、先物-514億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,446億円売り越し (株式-2,622億、先物-825億)
- 4.法人部門 2,733億円売り越し (株式-2,000億、先物-735億)
- 5.生保・損保部門 521億円売り越し (株式-973億、先物450億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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