公開 2022/07/07 / 最終更新 2022/07/07

13週買い越しの事業法人 VS 9週売り越しの生保・損保[2022年6月27日~7月1日(6月第5週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門1.4兆の買いと生保・損保部門2,467億の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

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事業法人の13週連続買い越しの1.4兆円と、生保・損保の9週連続売り越しの2,467億円のせめぎ合い

2022年3月28日から7月1日の期間で、日経平均は1,730円の下落(-6.25%)。生保・損保をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。

6月第5週は、事業法人の買い越し額の方が大きいが、日経は下落しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 13週連続 計+1.4兆円(+80億円)
  • 2.法人部門 3週連続 計+8,712億円(+667億円)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3週連続 計+3,769億円(+1,548億円)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3週連続 計+3,709億円(+305億円)
  • 5.その他法人等部門 3週連続 計+1,099億円(+537億円)

<売り勢力>

  • 1.生保・損保部門 9週連続 計-2,467億円(-115億円)
  • 2.海外投資家部門 3週連続 計-2.3兆円(-2,459億円)
  • 3.都銀・地銀等部門 3週連続 計-3,462億円(-470億円)

※()カッコ内数字は2022年6月27日~7月1日(6月第5週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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