日経平均500円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2022年11月第5週
著者 charttrader編集部 |
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2022年11月28日~12月2日(11月第5週)、日経平均500円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
11月第5週となる2022年11月28日~12月2日の週は、前週に比べ、日経平均は500円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,815億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:226億円の買い越し、先物:8,042億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 7,815億円売り越し (株式226億、先物-8,043億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,929億円売り越し (株式-3,607億、先物676億)
- 3.金融機関部門 2,903億円売り越し (株式-4,224億、先物1,319億)
- 4.法人部門 1,822億円売り越し (株式-3,632億、先物1,808億)
- 5.投資信託部門 547億円売り越し (株式-638億、先物90億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 7,134億円買い越し (株式4,811億、先物2,322億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,920億円買い越し (株式-1,682億、先物3,601億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,556億円買い越し (株式1,191億、先物365億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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