公開 2023/11/02 / 最終更新 2023/11/02

日経平均260円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年10月第4週

海外投資家の現物先物合計で5,844億円の売り越し、日経260円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年10月23日~10月27日(10月第4週)、日経平均260円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

10月第4週となる2023年10月23日~10月27日の週は、前週に比べ、日経平均は260円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,844億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:765億円の買い越し、先物:6,610億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 5,844億円売り越し (株式765億、先物-6,611億)
  • 2.都銀・地銀等部門 1,172億円売り越し (株式-277億、先物-897億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.法人部門 4,423億円買い越し (株式2,142億、先物2,280億)
  • 2.その他法人等部門 2,468億円買い越し (株式370億、先物2,097億)
  • 3.個人投資家部門 1,920億円買い越し (株式1,267億、先物653億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,685億円買い越し (株式899億、先物785億)
  • 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,119億円買い越し (株式1,092億、先物27億)
  • 6.金融機関部門 658億円買い越し (株式667億、先物-10億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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