公開 2024/01/10 / 最終更新 2024/01/10

ついに事業法人が売りに転じる。13週ぶりの売り越し。 2023年12月第4週

12週連続、合計1.7兆円の買いからの102億円の売りへ事業法人が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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12月第4週、ついに上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門が売りに転じる。13週ぶりの売り越し。

事業法人は、売りに転じる前(2023年9月25日から12月22日)の12週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は1.7兆円となっていた。

この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は1,310円上昇した(上昇率4.12%)。

そして、12月第4週(2023年12月25日~12月29日)に102億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は上昇しており、事業法人の売り転換は相場への影響は限定的だったと言える。

GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、事業法人とは逆に、買いへ転じる。

信託銀行は、売り越し3週連続で、合計売り越し金額を2,546億円としたのち、12月第4週に1,253億円の買い越しに転じている。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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