公開 2022/05/26 / 最終更新 2022/05/26

ついに委託計が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。 2022年5月第3週

4週連続、合計3,218億円の買いからの156億円の売りへ委託計が動く。
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

5月第3週、ついに委託計部門が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。

委託計は、売りに転じる前(2022年4月11日から5月13日)の4週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は3,218億円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に660円下落した(下落率-2.46%)。

そして、5月第3週(2022年5月16日~5月20日)に156億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、委託計は相場を動かすには至っていない。

日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門は、委託計とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の660円の下落(-2.46%)とともに、 自己計は、売り越し4週連続で、合計売り越し金額を2,380億円としたのち、5月第3週に224億円の買い越しに転じている。

その後、日経平均は、上昇に転じており、自己計の買い転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


ユーザー成績などの記事
あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。