日経平均560円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年8月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2023年7月31日~8月4日(8月第1週)、日経平均560円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
8月第1週となる2023年7月31日~8月4日の週は、前週に比べ、日経平均は560円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,771億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:237億円の買い越し、先物:4,009億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 3,771億円売り越し (株式237億、先物-4,010億)
- 2.金融機関部門 2,455億円売り越し (株式-2,470億、先物13億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,309億円売り越し (株式-1,797億、先物487億)
- 4.都銀・地銀等部門 852億円売り越し (株式-402億、先物-451億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 3,315億円買い越し (株式2,549億、先物766億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,641億円買い越し (株式1,615億、先物25億)
- 3.投資信託部門 1,087億円買い越し (株式973億、先物114億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,033億円買い越し (株式-2,565億、先物3,598億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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