ついに海外投資家が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2024年7月第3週
著者 charttrader編集部 |
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7月第3週、ついに海外投資家部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。相場下落の転換点となる。
海外投資家は、売りに転じる前(2024年6月17日から7月12日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は2.4兆円となっていた。
この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は2,590円上昇した(上昇率6.72%)。
そして、7月第3週(2024年7月16日~7月19日)に7,840億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。
その後、日経平均は下落しており、海外投資家の売り転換が相場の転換となったと言える。
GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、海外投資家とは逆に、買いへ転じる。
信託銀行は、売り越し8週連続で、合計売り越し金額を1.9兆円としたのち、7月第3週に410億円の買い越しに転じている。
現時点で、相場に影響を与えているのは、GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門ではなく、海外投資家部門の方である。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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