9週買い越しの事業法人　VS　9週売り越しの自己計[2024年5月27日～5月31日（5月第5週）]

著者 charttrader編集部

事業法人の9週連続買い越しの1.1兆円と、自己計の9週連続売り越しの2.8兆円のせめぎ合い

2024年3月25日から5月31日の期間で、日経平均は1,880円の下落（-4.66%）。自己計をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。

5月第5週は、自己計の売り越し額の方が大きく、売り勢力の攻勢が続いており、下落トレンドが継続しそう。

＜買い勢力＞

• 1．上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門　9週連続　計+1.1兆円（+2,521億円）
• 2．法人部門　8週連続　計+1.7兆円（+2,133億円）
• 3．都銀・地銀等部門　6週連続　計+4,559億円（+251億円）

＜売り勢力＞

• 1．日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門　9週連続　計-2.8兆円（-807億円）
• 2．生保・損保部門　8週連続　計-1,768億円（-503億円）

※（）カッコ内数字は2024年5月27日～5月31日（5月第5週）の増減
※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証プライム株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

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charttrader編集部

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