公開 2023/02/02 / 最終更新 2023/02/02

日経平均820円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年1月第4週

海外投資家の現物先物合計で13,327億円の買い越し、日経820円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年1月23日~1月27日(1月第4週)、日経平均820円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

1月第4週となる2023年1月23日~1月27日の週は、前週に比べ、日経平均は820円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で13,327億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:3,139億円の買い越し、先物:10,188億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 13,327億円買い越し (株式3,139億、先物10,188億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 6,801億円売り越し (株式-4,028億、先物-2,774億)
  • 2.法人部門 5,352億円売り越し (株式-1,190億、先物-4,163億)
  • 3.金融機関部門 3,476億円売り越し (株式-2,528億、先物-949億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,459億円売り越し (株式-1,920億、先物-1,541億)
  • 5.投資信託部門 2,324億円売り越し (株式719億、先物-3,044億)
  • 6.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 762億円売り越し (株式2,298億、先物-3,061億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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