公開 2024/06/27 / 最終更新 2024/06/27

12週買い越しの事業法人 VS 11週売り越しの生保・損保[2024年6月17日~6月21日(6月第3週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門1.9兆の買いと生保・損保部門2,333億の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

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事業法人の12週連続買い越しの1.9兆円と、生保・損保の11週連続売り越しの2,333億円のせめぎ合い

2024年3月25日から6月21日の期間で、日経平均は1,770円の下落(-4.39%)。生保・損保をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。

6月第3週は、事業法人の買い越し額の方が大きいが、日経は下落しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 12週連続 計+1.9兆円(+2,287億円)
  • 2.その他法人等部門 5週連続 計+1,261億円(+475億円)
  • 3.個人投資家部門 3週連続 計+5,405億円(+516億円)

<売り勢力>

  • 1.生保・損保部門 11週連続 計-2,333億円(-80億円)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5週連続 計-4,487億円(-927億円)
  • 3.金融機関部門 4週連続 計-6,147億円(-1,380億円)

※()カッコ内数字は2024年6月17日~6月21日(6月第3週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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