日経平均210円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2024年1月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2024年1月22日~1月26日(1月第4週)、日経平均210円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
1月第4週となる2024年1月22日~1月26日の週は、前週に比べ、日経平均は210円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,750億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:4,054億円の買い越し、先物:9,805億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 5,750億円売り越し (株式4,054億、先物-9,806億)
- 2.法人部門 4,880億円売り越し (株式-4,747億、先物-134億)
- 3.金融機関部門 4,549億円売り越し (株式-3,969億、先物-582億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,309億円売り越し (株式-3,655億、先物1,345億)
- 5.都銀・地銀等部門 2,270億円売り越し (株式-324億、先物-1,947億)
- 6.投資信託部門 1,168億円売り越し (株式-1,483億、先物313億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 6,690億円買い越し (株式-2,297億、先物8,986億)
- 2.個人投資家部門 3,910億円買い越し (株式2,896億、先物1,013億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 695億円買い越し (株式601億、先物94億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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