公開 2022/07/14 / 最終更新 2022/07/14

ついに法人が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2022年7月第1週

3週連続、合計8,712億円の買いからの7,787億円の売りへ法人が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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7月第1週、ついに法人部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。

法人は、売りに転じる前(2022年6月6日から7月1日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は8,712億円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に1,880円下落した(下落率-6.79%)。

そして、7月第1週(2022年7月4日~7月8日)に7,787億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、法人は相場を動かすには至っていない。

生保・損保部門は、法人とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の1,880円の下落(-6.79%)とともに、 生保・損保は、売り越し9週連続で、合計売り越し金額を2,467億円としたのち、7月第1週に143億円の買い越しに転じている。

その後、日経平均は、上昇に転じており、生保・損保の買い転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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