公開 2020/12/10 / 最終更新 2020/12/10

ついに海外投資家が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。 2020年12月第1週

4週連続、合計3.1兆円の買いからの152億円の売りへ海外投資家が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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12月第1週、ついに海外投資家部門が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。

海外投資家は、売りに転じる前(2020年10月26日から11月27日)の4週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は3.1兆円となっていた。

この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は3,660円上昇した(上昇率15.96%)。

そして、12月第1週(2020年11月30日~12月4日)に152億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は上昇しており、海外投資家の売り転換は相場への影響は限定的だったと言える。

個人投資家部門は、海外投資家とは逆に、買いへ転じる。

個人投資家は、売り越し4週連続で、合計売り越し金額を2.1兆円としたのち、12月第1週に1,603億円の買い越しに転じている。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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