ついにその他法人等が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。　2020年7月第3週

著者 charttrader編集部

7月第3週、ついにその他法人等部門が売りに転じる。5週ぶりの売り越し。

その他法人等は、売りに転じる前（2020年6月8日から7月10日）の4週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は1,257億円となっていた。

そして、7月第3週（2020年7月13日～7月17日）に165億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、その他法人等とは逆に、買いへ転じる。

信託銀行は、売り越し1週連続で、合計売り越し金額を798億円としたのち、7月第3週に439億円の買い越しに転じている。

※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証一部株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報（ビジュアル）に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader（チャートトレーダー）は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。